諦めるには値しない

河東「誰がやるかよ!バスケなんて!
くだらねぇ。今時、スポ根なんて
ダセェっつーの!!」

昴「バスケがしてぇ。
その気持ちがお前に1パーセントも
ないのなら俺はお前と一緒に地獄に堕ちる。
0に何をかけたって結局は0にしかならねぇ。
でも、お前にその気持ちが1パーセントでも
あるのなら、俺は諦めねぇ。
こっちは100でぶつかって行く。
1×100=100ってな。なぁ、河東。
てめぇは今、本当に0なのか?
バスケなんかくだらねぇ。
本気でそう思ってるのか?」

河東は俺から視線を逸らす。

珀斗「ウザいでしょ。こいつ。」

昴「は?ふざけんなよ。
こっちはマジで話してんのによ。」

珀斗は俺の肩を小さく叩くと
俯く河東に話しかけた。

珀斗「俺さ、一度佑樹に
裏切られてから本当言うと
お前の事信じられなかったんだ。
何で、お前は俺の事ばっか
目の敵にするんだろうって
そんな事ばっかり考えてて
お前の気持ち考えてやれなかった。
ごめんな、佑樹。お前が辛い時に
ロクに話も聞いてやれなくて
お前の事救ってやる事も
信じてあげる事もできなくてごめん。」

河東「今更、謝られたって‥
許す事なんて出来ねえよ。」
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