君と出会って
そうして、長い長い
"1日"が終わった。


『皆さん、さよ〜なら〜!!』


「さよぉなら!じゃ、帰ろ?啓斗。」


「OK!!ちょっと待ってて?」


「ぅん。」



……何か、忘れてる気がする!!!
あぁ〜〜!!委員会!!


「啓斗ゴメンっ!!今日は、委員会あるから先に行ってて?」


「マジぃ〜!?大丈夫、俺待ってるよ。」


「…でも。」


「大丈夫だって!!女の子1人で帰らせるワケには、いきませんから。」


「…分かった。じゃあ、またね!!」


「おぅ!!」


私は、急いで1組へ行った。


「…はぁはぁはぁ。只木くんドコかな?…」



「遅いっちゅ〜ねん(笑)」


「ぅわっ!!!急に現れないでよぉ!!ふぅ…」


只木くんは、目の前に居た。


「ま、ィィじゃん?行こっか。」


「そだね。行こ!!」


そして、私達は"資料室"へ行った。



「おぉ〜!!2人共スマンな?とりあえず、ココにある資料をホチキスでとめてくれ。」


「ほーい。」
「はーい。」



とりあえず私達は、黙々と仕事を始めた。


−20〜30分後。

「…なあ。笹川って、彼氏いる?」



「…へ?ぅーんと、まぁね。」


「…そっか。」


ソコで会話は、途切れた。でも、隣からすごく嫌なオーラが…


「只木くん?…大丈夫?」


「ぅ…ぅん。大丈夫…」


「そっか。ムリしないでね?」


「おっすッ…」



またまた途切れた会話。


−それから30分後−


「終わったぁ〜!!只木くんは?」


「…お疲れ。俺まだ。」


「まだ?!私、手伝うよ!貸して?」


「…ぃぃょ。」


「大丈夫だから!ねっ?」


「分かった。じゃあ…半分お願い。」


「OK☆ねぇ…只木くんって私のこと好き?」


「えッ!?何でソレ?」


「ソレは、秘密だけど。」


「そぅ。…好きだよ。同じ委員会になった時からね。」


「…そぉなの!?私…野球部のマネージャーになろっかなぁ〜。」
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