君と出会って
第5章 知られざる過去
−数日後−

私達は、毎日マネージャーとしてグラウンドに居る。



「…ふぅ。これでユニフォーム全部かな?」


「はぁ…多分ね。」



最近、私達の疲れは
ピークに達している。



「まなちゃ〜ん。俺のタオル貸して〜。」



「はぁ〜い。分かりました〜。」


「…忙しいね。」


「でも私、楽しい♪みんなに頼られて嬉しいし。」


「そっか。偉いね、まな!!」


「そんなことナイよ♪」



『おーい。マネージャー二人、来てくれ!!』


「「はぁ〜い♪」」



私達が呼ばれて行った先には……








「…応援グッズ?」


応援グッズがあった。


『今度の土曜、華宮学園との試合があってな。マネージャー二人に応援してもらいたいんだが…』



「「分かりました。」」


私達は、ハッキリ返事をした。



『頼もしいな、お前ら』



そう言って監督は、部員のところへ行ってしまった。



「…でさぁ。…どーすればいいワケ?」


「…聞いてないよね。…どーしよ?」


「…とりあえず、応援すればいいんだよね!!」


「ぅ…ぅん!!だね。」



とりあえず、当日になってから考えることになった(汗)



−−−−−−−−−−−

「じゃあ今日は、ココまで!!明日も頑張れよ」



『はいッ!!あーとーざぁーしたー!!』



正直…野球部の言葉って分かんない…さっきも、


"あーとーざぁーした"
って何語?"ありがとうございました"らしいケド…


「お疲れ〜(゚▽゚)/」

「お疲れ様です!!」



おまけに"お疲れ"と言われたら、 "お疲れ様"と返さなきゃならないんだ。


「…大丈夫か?俺で良ければ話聞くよ?」


「…歩。私、最近心配で」


「…何が?もしかして、…啓斗?」


「…ぅん。」


啓斗は、最近笑ってくれない…
でも、私意外の人の前だと笑う。


ということを話した。私は、ずっと悩んでる…

話し終わると自然と涙まで流れてきた…
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