four seasons〜僕らの日々〜
女の子が泣きじゃくる。

心は荒れ果て、今までの景色が夢か幻のようだった。

少女は、『希望』を求めて荒れ地を歩く。

もしも、あの子に少しでも続ける気持ちがあるのなら、この果てしない心のどこかに一輪でも花が咲いているかもしれないーーー。

そのたった一輪を求めて、少女は何時間も歩き続けた。

雨はどんどん強くなり、嵐になった。

悪口はどんどん大きくなり、しばらくすると消えた。しかし嵐が止むことはなく、少女の体に叩きつけていく。

「大丈夫だよ。そんなに悲しむ必要はない。隠す必要はないんだよ」

少女は女の子に必死に語りかけた。
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