マスカレード ~素顔の仮面~
「や、やめてっ・・・!」
「無駄に動くな病人」
「はなしてっ!」
「俺の目の前で倒れたあんたを、俺が放置するわけねぇだろ。それに、放置したらしたで、またありもないことを大げさに脚色して書かれるのがオチだしな。今涼しい所に連れてってやるから、ひとまず黙って大人しくに抱きついとけ。あーそれから後藤さん、この写真なら撮ってもいいよ」
・・・く、悔しい・・・!
後ろで後藤さんの抑えた笑い声を聞きながら、今は敵である及川博人の言うままになるしかないことに、腹を立てずにはいられなかった。
「無駄に動くな病人」
「はなしてっ!」
「俺の目の前で倒れたあんたを、俺が放置するわけねぇだろ。それに、放置したらしたで、またありもないことを大げさに脚色して書かれるのがオチだしな。今涼しい所に連れてってやるから、ひとまず黙って大人しくに抱きついとけ。あーそれから後藤さん、この写真なら撮ってもいいよ」
・・・く、悔しい・・・!
後ろで後藤さんの抑えた笑い声を聞きながら、今は敵である及川博人の言うままになるしかないことに、腹を立てずにはいられなかった。


