カボチャの馬車は、途中下車不可!?

覗き込まれたその翡翠色の瞬きに。
気持ちは一瞬で囚われる。


あふれだす思いに、身動きが取れなくなる。


彼が、好き。
好き。

彼が……


ゆっくり、近づいてくるセクシーな唇。
その甘美な瞬間を待ちわびて、胸がときめく。


抗えない。
抗いたくない。
何も考えず、この翡翠色の海に溺れてしまえたら。
どんなに楽だろう。


でも……
でも、私は……





「ぶひっ!?」



< 294 / 554 >

この作品をシェア

pagetop