不本意ですが、異世界で救世主はじめました。
窓の外を眺めたり、王城のことを話したりしているうちに時間が過ぎる。
「マユコ、見ろ、あれが王城だ」
背を起こして窓から下を眺める。まず目に入ったのは、巨大な町だ。
「王都ね。王都の真ん中にあるんだ。台地の上? 高台のような感じかしら。でもなんて広い……」
大きな城というよりは、敷地面積の広さに圧倒される。
延々と続く城壁は、一体どれほどの長さがあるのだろうか。その中に、巨大な城と、幾つもの庭が見える。林まであるようだ。
「白樺の林? ブナかしら。ポプラもあるわね」
「この位置からよく分かるな。樹木が多いのは、魔法は自然の気を必要とするからだ。遠くには山々もあるが、近くにあれば城の護りを常時張っておける。バーンベルグ城もそうだっただろう? ――さぁ、降りるぞ」
「マユコ、見ろ、あれが王城だ」
背を起こして窓から下を眺める。まず目に入ったのは、巨大な町だ。
「王都ね。王都の真ん中にあるんだ。台地の上? 高台のような感じかしら。でもなんて広い……」
大きな城というよりは、敷地面積の広さに圧倒される。
延々と続く城壁は、一体どれほどの長さがあるのだろうか。その中に、巨大な城と、幾つもの庭が見える。林まであるようだ。
「白樺の林? ブナかしら。ポプラもあるわね」
「この位置からよく分かるな。樹木が多いのは、魔法は自然の気を必要とするからだ。遠くには山々もあるが、近くにあれば城の護りを常時張っておける。バーンベルグ城もそうだっただろう? ――さぁ、降りるぞ」