花月学園
家族会議
あの日から十年後

ピピピッピピピッガチャン

『眠い。』

白〔二度寝をするな。〕

『白良も二度寝しよう。おやすみ。スースー』

白〔また寝てしまった。〕

ドタドタドタ。バタン

?「真理亜起きろ!目覚まし鳴ってただろ。白良も一緒に寝ないで(苦笑」

白〔これが寝てると思うか?桐明よ(怒〕

桐「ごめんごめん。ハァーマリ~起きろ!」

朝からうるさいな~

ヒュー

桐「朝からルナ使うなよ!俺達が凍え死ぬ!」

『ん?んー!キリおはよう。』

桐「何で朝から自分で起きられないの。マリは。」

『何でだろ?朝は私苦手。キリ抱っこ。』

両手を上げ抱っこねだる。

桐「何でだよ!(照自分で歩けよ。」

『いやー抱っこでリビングに連れていって。』

桐「仕方ないなー。おいで。」

桐(俺なんでこんなに真理亜に甘いんだよ。)

ギュッ

桐「よいしょっと。」

トタトタ

桐「今日は俺学校だから早く家でなきゃならないから。早くご飯食べて支度しろよ。」

『うん。でも今日お腹すいてないからいらない。』

桐「スープでもいいから。でも食べないと母さん達がまた心配するぞ。」

『え!ママとパパ帰ってきてるの!なら少しだけ食べる』

この二人は、よく家にいない。

ママの方は世界でも有名なファッションデザイナー&有名なアクセサリーショップの社長。

ファッションデザイナーで世界を飛び回ってあまり帰ってこない。

パパは、ルナを使える大人の人軍隊のリーダー。

よく黒い化け物ことバッラキューが外に出るからそれを倒すため帰宅はあまりしない。

でも、寂しくない。

桐明が本当は学園が強制的に寮に入んなきゃいけないのに、理事長になんとかお願いがして家から通っている。

だから、寂しくない。
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