ねぇ、振り向いてよ
「やっと消えた。ちょっと迷惑だったんだよね」



少しイラついてるような声。




「そうなんだ。」


私は迷惑じゃない?かな





近くで見るとすごく大きい。
見上げるくらいの身長と程よい筋肉がついてるのがわかる。
声も低くなってかなり大人びてる。






「奏多変わったね」





「そう?お前はちっとも変わんねーな」




「うざっ!でも私のこと覚えてくれてたんだね」





「あたりめーじゃね?」





「そっか!6年間過ごしたクラスメイトだもんね!」





「そうだな...」





なんか、元気ない?
私なんかしたかな?
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