****秘密のお姫様****

**離れたくない、離したくない**

「咲ーー、俺は今日でお前を守るのやめる。
爽に、お前を託す……。

爽ーーー、お前を幹部にする。


咲を守り抜け!!」


「総長………っ、はい‼分かりました‼」

「お兄ちゃん……、ありがとうっ。
ところで、幹部ってなに?」


そこかよ‼


まず、そこかよ‼


俺は、苦笑い。

「幹部は、白夜の中で一番先頭に立つメンバーだよ。千さんとか、冬さんとか。」


納得した顔をする咲。

「じゃあ、お披露目ですね」


「ああ、お披露目だな」


お披露目と言う言葉ーー。


何??私は、首を傾げた。


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