****秘密のお姫様****
「頭から、離れないんだ。


咲が爽とーーーっ。
あんな姿、見たくなかった。

仲間にも気を使わせて何してるんだよ、俺は」


本当は、兄貴としてじゃなく


たった一人の男として、見て欲しいのに。


目に見えてるんだ。

咲が、誰を選ぶか。


怖いんだ………。



「咲の一番が俺じゃなくなるのが、怖い」


咲の一番は、ずっと俺だった。


ずっとお兄ちゃん、お兄ちゃんだった。


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