それを過去と呼ぶには(仮)
なんだ小野かよって、私だったら当たってもよかったって言うの!?


無意識で受け止めちゃったから、ケガしてないけどさ。



昼の言葉といい、段々とイライラしてくる。



「あのさ、ボール返してくんない?」



最後のその言い方に、イラッとしてしまった。



「この童(わっぱ)が……。」



「え?何?わっぱ??」



聞き返されて、ハッと我に返る。



「いや…。はい、ボール。」



宮部君にバスケットボールを渡すと、その場から逃げるように学校を出た。


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