BLUE GIRL
【BLUE GIRL】
主人公の海は中学生。
大好きなリョウに思いを伝え、甘酸っぱい青春を送る。
海は親友の理子と、初恋の相手でもあるリョウとキラキラとした日常を送っていた。
ーー自分の病いを知るまでは。
羅依が綴った【BLUE GIRL】は、爽やかな青春と病気と闘う恋人の強さが描かれている。
しかしその作者、羅依の正体はーー
18歳。普通の女の子だ。
羅依=ライ=lie=嘘
ちょっと皮肉れたペンネームにしてみた。
羅依の本名は辻崎 理子(つじさき りこ)。
親友、海を失った悲しみから【BLUE GIRL】を執筆し、その物語が実話だと自分自身が受け止めきれないでいる。
私ーー辻崎理子は、
海の親友でもあり、【BLUE GIRL】の著者でもある。
海のいない世界に絶望し、
学校を辞めて引きこもりの生活を送っている。
私にとって、海は全てだ。
私には未来はない。
海のいない未来など、真っ暗だ。