**零れる涙**
俺なんかのために、涙を流す親父に泣きそうになった。


きっと、親父に俺の声は聞こえない。

そして、見えない。


だけど言わせてーーー



「親父、いつも俺の為にありがとう。

母親のいない俺の為に、いつも一緒に居てくれてありがとう」



こうならないと、気づかないなんて運命はどうしても残酷に進む。


ーーーーーーガラッ!!


「委員長!?」

「委員長………まじで」


クラスメイトのみんながいた。


驚愕したみんなの顔が見てるのは、、


ベットに眠る俺だった。


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