いつか、眠るまで








学校の門をくぐり、下駄箱へと向かった。



2年生の下駄箱ってどこだろう…



1分程で見つかった自分の下駄箱。



でも、それは2年生ゾーンにあって、



「本当に、私、2年生なんだ…」



この現実が、私を実感させた。



2年生は、確か4階だったはず。



上履きを履いて、4階へ足を運ぶ。



学校の中は、驚くほど静かだった。



まぁ、授業中だし。



高鳴る胸を抑えながら、教室のドアを開ける。



組はお母さんに教えてもらったし、ここで合ってるはず。



私はできるだけ静かにドアを開けた。







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