いつか、眠るまで








ちょっとだけ、彼といるのが楽しく感じた。



気づけばもう6時半になっていた。



「結構遊んだね〜、そろそろ帰ろっか!」



彼はいつもの笑顔に戻る。



「うん、バイバイ。」



「あ、待って!」



電車に乗ろうとすると、彼が引き止めた。



掴まれた腕から熱を感じる。



「連絡先交換しようよ!」



いつも通り、軽い感じで言ってるのかと思ってた。







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