恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

必死で走って細道に逃げ込むが、
途中で行き止まりになってしまった。

「嘘…っ!?」

パッと引き返そうとしても
後ろには、すでにヤクザみたいな人に挟まれる。

どうしよう……。

「えへへ。だから
大人しく捕まればいいのに…」

「さあ、俺達にちょっと付き合いな」

そう言いながら近付いてきた。

「七海ちゃん下がって」

そう言い美久先輩が私の前に立つ。

「でも、美久先輩が…」

「私は、大丈夫。
何が何でも七海ちゃんを守るから」

「さあ、こっちにおいで…」

美久先輩の腕を捕まえるヤクザ。

「くっ離してよ!!」

「せ、先輩!!」

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