異世界トランスファ
ドンドンドンドン!!!!


突然の激しいノックに、私達は体をビクつかせた。


「なんだ?」


ギンが扉を開けると、息を切らしたアサギさんが目の前に立っていた。


「おい!!大変だ!!」

「どうした?」

「センリの遺体が居なくなった!!」

「えっ!!??」



まさかの事態に私たちは固まってしまった。


「なんで!?」


「わからない・・突然協会の者が家に来て、センリが居なくなったって」


「・・遺体が自分から動くかよ。皆で確認したろ!?」


「ああ、だから今皆で近くを捜索している。誰かが回収したに違いない」


「一体何の為に!?」


「わからない、とにかく来てくれ!」


「ああ!」



急いで私たちは協会へと向かった。



センリ、何処に行っちゃったの!?

一体誰が!?


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