異世界トランスファ
お城に戻ると、ギンの元同僚だったというイタルさんがギンを待っていた。


「イタル!?」


「よお、元気そうじゃん」


ギンは目をまん丸にしてた。ここに来てることを知らなかったみたい。

手紙送ってた人だよね確か。


「なんでここに居るんだよ?」


「あ?王の命令に決まってるだろ」


「え!?」


それにはギンと一緒に私も驚くよ。

一体何が始まるというんだろう?


すると奥の方から王が歩いてくるのが見えた。


「あ、来たよ?トキワ様」


「ああ。ツカサ達はもう会議室か?」


「そうかもね」


そんな会話をしていると王が私達の元に到着した。


「始めるぞ。中へ入れ、その者もご苦労だった」


「はは。」


王は私達を先導して、会議室へと入っていった。
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