異世界トランスファ
「トキワ様も忙しいのに、わざわざ私に会いに来なくても大丈夫ですから」


と突っぱねると、流石に目を細くして睨んできた。


「私が会いたいのだから、わざわざではない」


ドキン


ヤバい。

私調子に乗ってしまった。

怒ってるかも。


「あう・・ご、ごめんなさい・・」


「許さん」


ぎゅううううっ

とワザと強く抱きしめてきた。


「ぐえええっ!ちょっトキ・・苦しいっ」


王がふざけてくるなんて思いもしないわ。

私が悪うございましたあああ(泣)


「楽しそうですなあ」


とほんわか和んでいるシズクちゃん。

いや、助けてください。マジで。

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