創作に関するあれやこれや

★鬼


 このお題を出したのが何を隠そう左近であります。
 でもほぼ企画自体が休止状態になってたので、実際書いてくれた人は、他二人だったかな。

 ラストのお題がこれって……( ̄▽ ̄)。
 初めは『刀』にしようかとも思ったんですけどね、それだとあまりに他の方に迷惑じゃないですか。
 それぐらいの空気は読みますって。

 でもサイトの趣旨に沿うと己の首を絞めるので、どうとでも取れるものにした……つもりですが、これが意外と難しかった。
 鬼ってなかなか幅広いんですよね。

 この話では随所に鬼が出ております。
 一応史実ではあるかな。

 長州の間者とされた隊士・楠 小十郎の粛清場面です。
 原田 左之助が斬った(っつーか、槍だから突いたっつーか)のは多分本当ですが、この主人公・斎藤 一がとどめをさしたってのは左近の創作だと思われる。

 左近は斎藤が一番の遣い手だと思っております。
 隊内粛清を一番した人じゃなかったかな。

 鬼神丸は斎藤の佩刀です。
 ここにも『鬼』。

 斎藤と喋ってるのは刀に宿った刀匠の魂でしょう。
 言ってしまえば霊魂ですよ。
 霊魂のことも『鬼』といいますね。

 そして刀に映る亡者の影。
 これも『鬼』。

 もちろん無慈悲にとどめをさす斎藤も『鬼』となるわけです。
 いまいち斎藤と喋ってんのが何なのか、わかりにくい話になってしまった。
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