【朗報】コミュ障美女が溺愛された
って、実感してる場合じゃない!!!!!!!



心の中で叫んだ私は、震える足で踏ん張って立った。



そして、出せる限りの声で、始めた。



「英米語学科のっっ!もち、望月波音れす!!!!」



もう。最悪。



爆笑してる大勢の前では、赤面しか選択肢にはないわけで。



私は、おずおず、そ~っと席に座った。



そんな私と入れ替わるように、すっと立った次の男の人。




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