突然ですが、オオカミ御曹司と政略結婚いたします
「えっ?」
思わず振り返る。その途中で、視界の端に白色の紙袋を見つけた。本や書類ばかりが置かれたこの場所に似つかわしくない赤いリボンがついたそれは、有名ジュエリーショップのものだ。
「これって……」
机の上にあるそれに見入っていると、
「あー、そこに出しておいたのを忘れてた……」
額に手を当て、ため息をついた創が慌てた様子で駆け込んできた。彼は、目を白黒させる私を決まりに悪い顔で見つめる。
「あぁ」
彼は、乱暴に後頭部を掻いた。
これ、私に……?
「開けてもいい?」
うなずくのを確認してからリボンを解いていく。紙袋から出てきた白い箱をゆっくりと開けた。
「……わぁ」
感慨に打たれた声が漏れる。
箱の中に入っていたのは、ピアスだった。下に垂れる花束のような形をしていて、華奢なピンクゴールドの棒からいくつもの色とりどりの宝石がぶら下がっている。
思わず振り返る。その途中で、視界の端に白色の紙袋を見つけた。本や書類ばかりが置かれたこの場所に似つかわしくない赤いリボンがついたそれは、有名ジュエリーショップのものだ。
「これって……」
机の上にあるそれに見入っていると、
「あー、そこに出しておいたのを忘れてた……」
額に手を当て、ため息をついた創が慌てた様子で駆け込んできた。彼は、目を白黒させる私を決まりに悪い顔で見つめる。
「あぁ」
彼は、乱暴に後頭部を掻いた。
これ、私に……?
「開けてもいい?」
うなずくのを確認してからリボンを解いていく。紙袋から出てきた白い箱をゆっくりと開けた。
「……わぁ」
感慨に打たれた声が漏れる。
箱の中に入っていたのは、ピアスだった。下に垂れる花束のような形をしていて、華奢なピンクゴールドの棒からいくつもの色とりどりの宝石がぶら下がっている。