禁断の恋、する?








それから、1週間が過ぎた。



「おはよー!」



「おはよう」



朝、いつもの場所でみんなを待っていると姫花がこちらに向かって手を振って走ってきた。



3人の家からちょうど同じくらいの距離にある、公園の入り口の前。



昔から学校に行くときとかどこかに遊びにいくときとか、そういうときはここで集まるって決まってるんだ。



別に誰かが決めたっていうわけでもなくて、なんとなく決まってることなんだけどね。



「ユウはまだー?」



「みたいね」



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