憧れの彼と、イイ仲になりたいんです!
呆然とドアの前で立ち竦む。
タイミングよく誰か通らないだろうかと周囲を見回しても、そう都合のいいことは起こらず……。
(どうしよう。指先だけでもいいからノブに引っ掛からないかな)
最悪ファイルをドアにぶつけて、ノック代わりにしてやろうと企んだ。だけど、幸いなことに指先がノブに引っ掛かり…。
(ラッキー、良かった)
後は回すだけだ…と力を込める。しかし、捻ろうにも指が動かし難くて。
(ここまできて、これ?)
悔しい…と思いつつも格闘してると、中からドアに近寄ってくる足音がした。
ガチャ。
急にノブが回って中にいる人がワッ!と驚いた。
ぶつかりかけてバランスを崩したファイルを落とすまいと必死に抱きかかえたところへ、「おっと」と男性の声がした。
「諸住さん、大丈夫?」
名前を呼ぶ声に目を向けてみると、今日はもう戻って来る筈のない人が立ってる。
「え…」
目を見開いて驚く。
どうして?と思いながらもドキンと胸が弾んだ。
「なんだこのファイルの山……ひょっとして、明日の戦略会議用の資料データ?」
タイミングよく誰か通らないだろうかと周囲を見回しても、そう都合のいいことは起こらず……。
(どうしよう。指先だけでもいいからノブに引っ掛からないかな)
最悪ファイルをドアにぶつけて、ノック代わりにしてやろうと企んだ。だけど、幸いなことに指先がノブに引っ掛かり…。
(ラッキー、良かった)
後は回すだけだ…と力を込める。しかし、捻ろうにも指が動かし難くて。
(ここまできて、これ?)
悔しい…と思いつつも格闘してると、中からドアに近寄ってくる足音がした。
ガチャ。
急にノブが回って中にいる人がワッ!と驚いた。
ぶつかりかけてバランスを崩したファイルを落とすまいと必死に抱きかかえたところへ、「おっと」と男性の声がした。
「諸住さん、大丈夫?」
名前を呼ぶ声に目を向けてみると、今日はもう戻って来る筈のない人が立ってる。
「え…」
目を見開いて驚く。
どうして?と思いながらもドキンと胸が弾んだ。
「なんだこのファイルの山……ひょっとして、明日の戦略会議用の資料データ?」