生徒会長は女の子が苦手です
「今日で私、会長の事諦めます。
会長には七瀬先輩しか見えてないみたいですし。今も目で追ってる」
そう言われて初めて、七瀬が黒瀬と仲良く踊っているのを目に捉えてることに気づいた。
「あぁ、南さん、案外危なっかしくて好きなんだよね」
「女の子嫌いを公言している会長ですから、誰のものにもならないと思ってました」
「…七瀬とは、幼なじみなんだよ」
俺はなんとなく、本当のことを話したくなった。
どうせそのうち卒業だし。
バレたってどうってこともないだろう。
七瀬には悪いけど、言いたくなったんだから仕方ない。
「そうだろうと、思ってましたよ?光樹から聞いてました」
「ん?光樹?」
「はい、裕樹くんの弟です。
昔、裕樹くんのお家に七瀬先輩が行った時、女嫌いだけどイケメンで優しい幼なじみがいるって自慢してたんですって」
「七瀬が情報源じゃん」
「そうですね。
…最近、その光樹に告白されたんですよ。私まだ答えてなくて。気まずくて仕方ないです。最後の相手も、光樹だし」
「返事、あげないの?」
「会長が好きなんです。でも、光樹のこと、気になってたりもするんです。
だから、フれなくて。最低ですね、私」
七瀬みたいなことを言う山崎さん。
会長には七瀬先輩しか見えてないみたいですし。今も目で追ってる」
そう言われて初めて、七瀬が黒瀬と仲良く踊っているのを目に捉えてることに気づいた。
「あぁ、南さん、案外危なっかしくて好きなんだよね」
「女の子嫌いを公言している会長ですから、誰のものにもならないと思ってました」
「…七瀬とは、幼なじみなんだよ」
俺はなんとなく、本当のことを話したくなった。
どうせそのうち卒業だし。
バレたってどうってこともないだろう。
七瀬には悪いけど、言いたくなったんだから仕方ない。
「そうだろうと、思ってましたよ?光樹から聞いてました」
「ん?光樹?」
「はい、裕樹くんの弟です。
昔、裕樹くんのお家に七瀬先輩が行った時、女嫌いだけどイケメンで優しい幼なじみがいるって自慢してたんですって」
「七瀬が情報源じゃん」
「そうですね。
…最近、その光樹に告白されたんですよ。私まだ答えてなくて。気まずくて仕方ないです。最後の相手も、光樹だし」
「返事、あげないの?」
「会長が好きなんです。でも、光樹のこと、気になってたりもするんです。
だから、フれなくて。最低ですね、私」
七瀬みたいなことを言う山崎さん。