聞きたかったコトバ
ヒロヤが一番はじめにフルネームを知った人物だ。







この先、この人とクラス委員…



ちゃんと仕事やってくれんのかなぁ
(てか俺がしたくないからね)




なかなかの美人だけど、性格はつんけんしてるっていう典型的なパターンだと思うな、ずばり。









ほんの1時間ぐらいまえ


ヒロヤと夏木さんはクラス委員に決定した。





まあヒロヤが自分から立候補なんてするはずもない。



立候補がでない場合の必殺技!


担任による指名。



これは入学当初にはかなり有効だ。


反論しようにもできない。

しかもまだ誰が誰かわからないから、推薦もできない。






そんな必殺技のえじきとなった桐ケ谷浩也。


まったく。


俺はこういうめんどくさい仕事はむかないんだって。


けどここで断ると、楽に高校生活をおくる障害になる。

先生にはよいイメージをもたせておくにこしたことはない。





こんなめんどくさい決断をヒロヤは1秒かからずに完結させた。




「わかりました。やらせてもらいます。」




爽やかな笑顔で言いきった。


まあこういうキャラのつくりかたは慣れてる。
こうやって生きてきたし



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