剱聖伝
《このまま終わってもいい

のかぃ??負けたままでい

いのかな!?良くない…僕

が力を貸そう…さぁ、力が

欲しいと言うんだ》


何処からか現れたルシフォ

ールが耳元で囁く。


スザクはいきなり現れた


得体の知れない男に戸惑っ

ていた。これだけ張り詰め

た戦場にまるで気付かれる

事なく闘いに割って入った

のだ。


《んだぁ…こいつは…》


スザクの額に冷や汗が


垂れる。


《レギオス、聞こえないよ

??もっと願うんだ…力が

欲しいと…》


耳元をレギオスの口元に


近付ける。


少しすると、ルシフォール

の顔が狂喜に歪み


こう言った。


《契約成立だ、レギオス》

そして右手に持っていた


石をレギオスの背中へと


たたき付けたのだ。


《スザク、何をやっている

のです!!》


セイランの言葉で咄嗟に反

応するスザクだったが時既

に遅く、視界を遮る程の閃

光が辺りをうめつくすので

あった。
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