君が眠る時には
「葵くん。診察の時間だよ」
「え〜。めんどくさい」
「またそんなこと言って。ほら、横になって」
なんか、微笑ましいな…。
葵はお医者さん達と仲がいいみたいで、笑いながら話している。
その様子を見つめていると、後ろから遥さんに声をかけられた。
「雪ちゃん、病室からでるよー」
「え?中にいないんですか?」
「診察の時間は、お見舞いの人は外にでてなきゃ行けないんだ」
あ、そーなのか。
てか、病室でやるんだ。
小説とかマンガの中だと、入院している人でも診察室で診察を受けるのに。
新しい発見を不思議に思いながら病室を出た。
少しの間の沈黙。
「遥さん」
「ん?」