暴君陛下の愛したメイドⅡ【完】
story3

ガルゴ王国











向こうへ戻ったのは朝方で、アルヴァン様が用意して下さった馬車の中で休息が取れたのでそこまで疲れてはなかったが、陛下のご配慮で当分は部屋の中で休んで良い事になった。


案内されたダブルベッドの上で……特に何も考えず私は一人そこに横になる。

この国にきてから心の休まる時間がなかったからか、寝るまでにそう時間はかからず、目を閉じるとそのまま私は静かに眠りについた。



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