大好き
「センセ?」

ドアの向こうにはセンセが立っていて、一歩一歩近づいてくる。

「やっぱり…ここじゃないかな~って思った」

出会った時と同じセンセの優しい顔と優しい声…

「この絵、凄く良く仕上がったな。自分じゃ無いみたいだ…」

苦笑するセンセ…

「センセ…ありがとう」

あたしは顔をあげセンセの目を見つめた。

「センセのおかげでこの絵が完成出来たよ。」

「飛鳥の実力だよ」

ポンポンと頭を撫でるセンセの手。

あたしは頭を横に振った。

「ううん。センセが居たから…センセ…我が儘聞いてくれてありがとう。」

あたしは微笑む事ができた。センセの目を見て…
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