独占したい、甘々に。【完】
「見て見てさゆ!私の衣装どう?」





振り返ってみると、ピンク色のナースの衣装を着て、ばっちりポーズを決めていた。





「ちーちゃんすっごく可愛い!似合ってるよ!」


「ほんと?さゆに言われると嬉しいな」





ちーちゃんはスタイルいいからなんでも着こなすよね。


私が男の子だったら、絶対ちーちゃんに釘付けだもんっ





「ほらっ、さゆもそろそろ着替えないと、時間なくなっちゃうよ?」


「う~でも~…」





確かに時間は刻々と迫ってきていた。





でもこれ着て人前に立つだなんて…


考えただけでも恥ずかしさでどうかなっちゃいそう。





でも、私しかこれを着れる人はいないし…


覚悟を決めるしかないね。





「ちーちゃん、私頑張る…」


「よしっえらいぞさゆ!」





そして私はちーちゃんに手伝ってもらいながら急いで衣装に着替えた。
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