国王陛下はウブな新妻を甘やかしたい
(はぁ、ひどい顔……)
昨夜。衝撃的な事実を聞かされたミリアンは眠るどころか一晩中泣き晴らした。湯浴みをして鏡を見ると、顔はむくみ目の周りはまだ熱を持って腫れあがっていた。こんな顔を誰にも見られたくなくて、朝食を持ってきてくれたマリーアにはドアも開けずに食欲がないと言って断りを入れた。
(マリーアに悪いことしてしまったわ)
レイのことを考えるたびにチクリと胸が痛む。
(母の仇がまさかレイ様だったなんて……)
まだ悪い夢でも見ているようだ。しかし。
――ミリアン、お前の母を殺めたのは……この私だ。
昨夜。衝撃的な事実を聞かされたミリアンは眠るどころか一晩中泣き晴らした。湯浴みをして鏡を見ると、顔はむくみ目の周りはまだ熱を持って腫れあがっていた。こんな顔を誰にも見られたくなくて、朝食を持ってきてくれたマリーアにはドアも開けずに食欲がないと言って断りを入れた。
(マリーアに悪いことしてしまったわ)
レイのことを考えるたびにチクリと胸が痛む。
(母の仇がまさかレイ様だったなんて……)
まだ悪い夢でも見ているようだ。しかし。
――ミリアン、お前の母を殺めたのは……この私だ。