国王陛下はウブな新妻を甘やかしたい
「女。国王陛下に対して言葉遣いが――」
「セルゲイ、堅苦しいことを言うな。そうだな、さっそくこの女とふたりで話がしたい」
「え? そ、それはなりません! レイ様に剣を振るう女ですぞ!?」
とんでもない、とセルゲイは慌てるがレイは鬱陶しそうに目を細めた。
「だからなんだ? この女が丸腰で私をどうこうできると思っているのか? 私がふたりで話がしたいと言っている」
「ですが……」
「しつこいぞ。貴様、立場をわきまえろ」
いけだかに、食い下がるセルゲイに鋭く一瞥すると、レイが顎先で「席を外せ」と合図する。唇を歪め、渋々セルゲイは控えていた他の兵士を連れて謁見の間から出て行った。
レイとふたりきりになってしまったミリアンは、心臓が口からいまにも飛び出しそうなくらいに緊張が絶頂に達していた。
「セルゲイ、堅苦しいことを言うな。そうだな、さっそくこの女とふたりで話がしたい」
「え? そ、それはなりません! レイ様に剣を振るう女ですぞ!?」
とんでもない、とセルゲイは慌てるがレイは鬱陶しそうに目を細めた。
「だからなんだ? この女が丸腰で私をどうこうできると思っているのか? 私がふたりで話がしたいと言っている」
「ですが……」
「しつこいぞ。貴様、立場をわきまえろ」
いけだかに、食い下がるセルゲイに鋭く一瞥すると、レイが顎先で「席を外せ」と合図する。唇を歪め、渋々セルゲイは控えていた他の兵士を連れて謁見の間から出て行った。
レイとふたりきりになってしまったミリアンは、心臓が口からいまにも飛び出しそうなくらいに緊張が絶頂に達していた。