極上恋夜~この社長、独占欲高めにつき~
「打ち合わせが終わったのなら、さっさと会議に出てちょうだい。神崎くんがいないと、なにも進まないのよ」
「……わかりましたよ。彼女を見送ったら、すぐに向かいます」
「お見送りくらい私がするから、神崎くんはさっさと会議室にいってちょうだい。……ねぇ、あなた」
突然水上さんが私に向き直る。
びくりとして姿勢を正すと、彼女は人当たりのいい上品な笑みを浮かべて口を開いた。
「彼、今とても忙しいの。悪いけれど、お見送りは私で我慢してもらえないかしら」
丁寧な口調だけれど、有無を言わせぬ迫力。
もちろん、神崎さんが忙しいのは知っているし、「送ってほしい」などと我がままを言うつもりもない。
「失礼致しました。それから、お気遣いありがとうございます。ひとりで帰れますので、こちらで結構です」
一礼して下がろうとすると、「咲島!」神崎さんが慌てて私を呼び止めた。
「……あとで連絡する」
女性の瞳が険しくなった気がして、反射的にびくりと身を竦めた。
「……わかりましたよ。彼女を見送ったら、すぐに向かいます」
「お見送りくらい私がするから、神崎くんはさっさと会議室にいってちょうだい。……ねぇ、あなた」
突然水上さんが私に向き直る。
びくりとして姿勢を正すと、彼女は人当たりのいい上品な笑みを浮かべて口を開いた。
「彼、今とても忙しいの。悪いけれど、お見送りは私で我慢してもらえないかしら」
丁寧な口調だけれど、有無を言わせぬ迫力。
もちろん、神崎さんが忙しいのは知っているし、「送ってほしい」などと我がままを言うつもりもない。
「失礼致しました。それから、お気遣いありがとうございます。ひとりで帰れますので、こちらで結構です」
一礼して下がろうとすると、「咲島!」神崎さんが慌てて私を呼び止めた。
「……あとで連絡する」
女性の瞳が険しくなった気がして、反射的にびくりと身を竦めた。