だから何ですか?
「どこまでも・・・・何故つれない?」
そんな事を携帯を渋い顔で見つめながら思って脱力。
屋上での微妙な時間の後、そこは大人で社会人として真面目に仕事はこなしての自分のデスク。
それでもやはり拭いきれない焦燥感に突き動かされて、携帯を手にしてメールの送信したのは1時間前だろうか。
さっきはあまりにも時間が短すぎたし、もう少し落ち着いて話せる時間が欲しい。
そんな感覚で打ち出したメール内容は、
【今日暇?時間あったら飲みにでも行かない?】
「・・・・」
なんか改めて読み返したらナンパっぽい誘いだったと気がついて小さくへこんだ事はこの際置いておこう。
それに月曜の夜からこんな風に飲みの誘いかけるのもどうなんだか。
そんな反省していた中でメールばかりはきちんと返信してくれる亜豆らしく、発信してから15分ほどか、デスクで震えた携帯に驚くほど速く反応して手を伸ばした自分がいる。
本当に・・・俺末期だよな。
自分に対してそんな嘆きを抱きつつも期待を込めて開いた受信メールの内容は、
【激務】
の、一言と添付された亜豆のモノらしき手帳の写真。
今日を含め、火、水と確かに仕事の予定がみっちりらしく、今も手帳の表記通りであるなら社長付きで外出中らしい。