だから何ですか?
歯の感触にゾクリと震えて欲と熱が競い合う様に上昇したのを感じる。
そんな俺の欲情を煽るように、スルリと猫が懐く様に身を動かし俺を仰向けに上に乗ってきた亜豆が至近距離から覗き込み見つめてくる。
その眼差しに見事食われたような感覚。
なのに食いにきた亜豆はようやく白さを取り戻していた頬に赤味を乗せ直して。
「・・・・欲情したので・・・抱いていいですか?」
「お前が?」
「伊万里さんは動いちゃダメです」
「どんなプレイだよ」
「伊万里さんは・・・仕事があるから疲れる事しちゃダメです。私がしてあげますから・・・・そんな物欲しそうな目で我慢しないで」
「っ・・・お前・・本当に、っ___」
どこまで俺を惹きつけて溺れさせて依存させる?
そんな不満の言葉はスッと絡みついてきた亜豆の唇に阻まれ音にはならず。
不発のまま自分の中に戻され奥の奥で爆発した。
その熱が一気に体を占めて目が眩む。
亜豆からの拙いキスがその熱を更に煽って煽って余すことなく広げきって。
「・・・亜豆、」
「・・・ん・・・何ですか?」