どうしたって期待したい!!
私としては『ごめん』とか『もうしないから』とか、そういう返しがくるものだと思っていた。
なのに向けられる真っ直ぐな眼差しと一緒に弾かれた予想外の言葉の解釈には時間がかかった。
だって……
「えと…な_」
「襲うよ」
「っ…な、なんて宣言をぶちかましてるの水城くん!?」
「宣言するだけ良心的でしょ?それに鈴原が相変わらず無防備すぎるんだよ」
「っ〜〜おかしいっ!!お説教してたのは私なのに、何で私がお説教される流れなのかおかしいっ!!」
「俺別に説教してるつもりないけど?」
「だって無防備だとかさ…」
「無防備で可愛すぎるから心配してるんじゃん?」
「っ……」
「あのね、確かに女の子に泣かれると困るけど、そんな赤い顔したこんなシチュでの涙なんて食ってくれの合図にしか見えないの」
「っ…は、はい」
「それでなくとも…言ったでしょ?俺は普通に健全男子だし、今まさにそういう気分なんだから……煽ったら襲うよ?」
「っ〜〜も、もう、わかりましたぁ!!わかったから!ごめんなさいだからっ!!」
「ん、良い子」
わからないっ!
本当にさ、
紳士なのかセクハラなのか全然分からないよ水城くん!!