どうしたって期待したい!!



本当に何食わぬ無表情で、ピッとその指先が向いた先は下の方。

その方向に途中までは馬鹿正直に視線が追うも、ウエストあたりまで下げた時点で行き先を察して勢いよく顔を上げてしまった。

勿論……被爆。

不可抗力って……反応って……。

あああっ、熱いっ!!ってか熱すぎて涙まで浮かんできたわっ!

「こういう意味では女の方が分かりにくくて狡いと思うけどね。まあ、今みたいに生地が厚いパンツなら殆ど気づかれたりしないけど」

「も、もういいです。本当に私が悪かったからもうその話題やめよう?じゃないと……っ…私泣くよ!?ほら、もう軽く涙浮かんでるよ!?」

泣いちゃうぞ!?

一回それで痛い思いしてるでしょ!?

私がボロッボロッに泣いたら居た堪れなくて困るでしょ!?

涙は卑怯な女の武器だと思われようが関係ないよ!?

さすがにこれ以上は私もキャパオーバーで限界なん…

「気をつけて」

「っ………へ?」

「その涙……零したら俺襲っちゃうよ?」

……………What?

………………………Why!!?

待って!?確か涙を理由に脅したのは私の方であったはずなのに……、

何で涙を理由に水城くんに脅されるような流れになっているの!?


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