どうしたって期待したい!!



何をしたか?

『没取』と叫びながら水城くんのマスク剥ぎ取りました。

理由?

勿論、

「み、水城くんにマスクは必要ありません!!今切実にマスク必須なのは私の方!!」

「鈴は…」

「いいの!水城くんはマスクしなくても顔に出ないんだから!大丈夫なんだからいいのっ!!」

「いやさ、だから別にそのマスク…」

「弄ばれてる乙女心汲めっ!!高いんだからねっ!!マスクの一つや二つスマートに提供しなさいっ!!」

「いや、乙女心云々は置いておいて……頂戴って言ってくれたら新しいのまだあったのになって……ほら、」

「っ……」

だから、なんか…そのどこまでも冷静で真面目な回答はテンパり娘をさらに殺すって事自覚してください。

いや、寧ろ敢えて!?敢えてのこの仕打ちですか!?

羞恥や痴態を必死で覆い隠す様に慌てふためき暴走している自分を、サラリと冷静に見つめ直させにくる水城くんの突っ込み。

しかもガサゴソと鞄から新しいマスクを取り出される事も追い打ち。


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