どうしたって期待したい!!
あれ?私一人意識過剰で馬鹿みたいじゃないか?と、冷静に自分を詰りながら奪って装着していたマスクを手で押さえていると、そんな私を含みある様な無表情で見つめてくる水城くんを視界に捉え、
「………」
「…なに?」
「いや…」
「待って!何っ!?なんなのっ!?今度は何をやらかしてるの私!!」
「いや…やらかしてるって言うか…乙女心とやら的にアリなのかな?って気になっただけ?」
「……へっ?な、」
「マスク。ほら、間接……?」
「っ〜〜〜!!!」
キッスゥゥゥゥゥ!!
そうだよ!!間接キスだよコレっ!!
照れ隠しの暴走の筈が逆にとんでもないことやらかしちゃったよ!!
嬉しい以上に今というタイミングではひたすらに痛くて熱……
「ぶっ……」
「っ……」
「クックッ……ごめん。やっぱり、鈴原と居るの飽きない。……面白い。…可愛い」
「っ〜〜だから、狡いっ!!」
なんなの!?何でなの!?
何でさっ……感情隠せるマスク外した後にそんな可愛いく笑ってくれるの?
狡いでしょ。狡すぎるでしょ。