どうしたって期待したい!!
そんな間にも続けざまピロンピロン響く通知音でなんとなく相手は限定される。
実結だな。
「………滅茶苦茶通知鳴ってるね」
「メールと違って長文を送信ってわけじゃないから」
「でも、連続して送るなら長文でもよくない?」
「ああ、うん。水城くんはまさにそうだったね。まあ、この子の場合特に一言一言くだらなくて意味がある様でない様な会話だから」
「もしかして鈴原がよく一緒にいる子?」
「あれ?何で?一緒の時水城くんと会ったっけ?」
「いや、だって同じ大学じゃん?学科違っても見かける事なんて普通にあるでしょ」
「っ……」
ヤバい……なんか嬉しい。
知らず知らずに水城くんに見られてたんだ。
いや、深い意味はないと思うのだけども、やはり自分を認識してもらっているというのは嬉しくてつい浮れてしまう。
ああ、マスク様ありがとう。
おかげで気兼ねなく口元ニヤニヤさせられます。
「面白い子なんだよぉ。ちょっとゴシップ好きで人の恋愛事とか大好物なんだけどねぇ。送ってくるLINEもいちいちくだらなくて面白いの、」
「へぇ、」
「ほら、こんな…………………………」
「…………………………………」
くだらない会話なの。……と、続けるつもりが続けられなくなりました。
思考停止。
いや、停止してる場合じゃないとなんか変な汗が滲み出てくるんだけど。