どうしたって期待したい!!
こうなってくるとなんか『襲う』っていうのも私を好きとかそう言うんじゃなくて、単に欲情したからって意味に感じてくるなぁ。
でも、クリスマスの時は脈ありそうな事言ってくれてたのに。
あれ?なんかもう分からん……。
結局のところ水城くんの本心はどうなんだ?と珍しく冷静な理性が頭に座り込んでお花畑を毟っていく。
チラリと横目で確認した水城くんと言えば、私と違って特別抱く葛藤もないらしく、PCから取り出したDVDをケースに片付けている最中。
そんな現状に思わずため息の一つも零しそうになっていた刹那、
ピロン_と鳴り響いたのはLINEの通知音だ。
どっち?……なんて、どう考えても私よね。
鳴った瞬間に思わず『どっちかな?』的に水城くんを見るも、速攻で『ないない』と横に手を振られていた。
そうでした。
そうなんでした。
水城くんLINEしてるの私だけって言ってたもんね。
あれっ、やっぱりそれも期待持っていい一つじゃなかったっけ?
私の為に始めてくれたんじゃない。
あ、ちょっとハイテンション様回復したかも。
なんてお気楽な私の思考だろうか?と、形ばかりは呆れたように詰ってみても正直な口元は浮れきった弧を描く。