どうしたって期待したい!!



ギギギッと鈍い音でも響きそうな動きで何とか隣に座る水城くんに首を捻れば、捉えるのはどこまでも冷静な目の横顔だ。

その視線は未だ私の携帯を捉えているようで、私としては速攻でLINEの画面を消したい勢いであるのに出来ずにいる。

と、とりあえず……誤解は解かなくては千紗子!!

「あの……」

「何?」

「っ……いや、コレ飲み会の連絡だから!」

「今日日の飲み会は着ていく服や下着の指定もあるの?」

「いやいやいや、違うのよ!本当に、これはそれこそ友達が勝手に盛り上がってるだけなのよ!同じ講義取ってるクラスメイトに西條君って人がいてね、この子曰く西條君が私に気があるみたいよ~ってお得意のゴシップで盛り上がってるだけだから!!」

「で?」

「……へっ?」

「行くの?明日」

「えっと……その人数にもう含められてるから……参加かなぁ…って」

「ふぅん、」

「…………」

えーっと……あれ?コレどうしよう?

会話……終了?

なんか『ふぅん』という響きを残してPCに向き直っちゃった水城くんが居るんですが。

ふぇぇぇぇぇぇぇ。

居た堪れないっ!!


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