どうしたって期待したい!!





「鈴原……」

「な、何……水城くん」

「……悪い、もう限界」

「えっ……ちょっ……待って……あっ……ダメェェッ___」

バフンッ……と、

腕に得た枕の感触に冷静に己の煩悩と対峙させられてむっちゃ痛いぜ……。

ベッドで仰向けに倒れた私の腕には愛用の抱き枕が羽交い絞めにされていたりする。

はい、一人芝居です。

妄想です。

一人二役してました。

思いっきりアテレコで声音変えてました。

冷静になってしまえばその行動への羞恥と罪悪の半端なさよ。

さすがにカァァァッとなりながら『馬鹿じゃないの?』と一応自分を詰りながら腕から解放した抱き枕を確認して第二波。

本当に、馬っ鹿じゃないの!?

何引き伸ばした水城くんの顔写真抱き枕に貼っつけてるんだこの確信犯めっ!!

自分でした事が故にその痛さに強烈に打ち負かされて悶絶してしまう。

だって!でも言い訳させて!!?

切実に水城くん不足っ!!

水城くん不足っ!!

大事な事だから2回言いました!!

だって、だって……あのクリスマスの日以降顔合わせてないんだよぉぉぉぉ!!!


< 51 / 151 >

この作品をシェア

pagetop