私を救ってくれたのは君でした。
友達
「はあはあ!」

「俺の勝ち!」

「そりゃそうでしょ」

久々に走ったな。

「あ、ちょっとやばいかも……」

バタンッ

私は貧血で倒れたみたいで、起きたら誰かの家のベットにいた。

「あ、おはよーさん」

「鶴谷くん……」

「お前バタンッて倒れやがって…家まで持ち帰るの結構大変だったんだからな」

「ごめん〜」

「失礼するわね、あら、起きたのね。私、廉の母です、よろしくね。廉、こちらの方は彼女?」

「ち、ちげーよ!こいつは、ダチだから」

「あらそう?じゃあごゆっくり」

「お母さん、優しい顔してたね」

「そうか?怒るとめっちゃ怖いぜ?」

「それはどこも同じよ」

まぁ、私の家の場合は違うけどね。

「鶴谷くんありがとう」

「はぇ?」
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