嘘つきお嬢様は、愛を希う
そして、もうひとつ。
──理月に対する、私の心の変化にも。
「はは……どうしようもないなぁ、私」
昼間、私のスマホにかかってきた父からの電話。
そろそろだろうな、とは思っていた。
いい加減、今の状況を把握するために何かしら行動を起こしてくるだろう──と。
……個人的には二週間程度で全て終わらせてしまうつもりだったから、予定外なのはむしろ私の方なんだけどね。
だいたいあの人のことだ。
わざわざ報告しなくたって今ここで何が起こっているのかくらい、私よりも情報を掴んでいてもおかしくない。