永遠の愛
異世界に飛ばされる
「おい、おい!!」

何か声がする。やっと熟睡出来たのに。

「起きろ!!女」

「う、ん」

水をかけられ、目を開けると不思議な
格好をした人が立っていた。

「女、お前何故この王宮にいる
のだ。許可書がなければここには
入れないはずだ」

「は、はぁ」

夢にしては、妙に具体的だ。おかしい
と思い、頬をつねると痛かった。
信じたくはなかったが、目の前の男に
聞いてみた。

「ここは、どこの国ですか」

「はぁ?何を言うかと思えば。
ここは、桜国。桜帝様が国の頂点
だ」

意識がなくなっているのが、分かる。
目を覚ますと牢屋のような所に
入れられていた。
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