虹色diary〜あなたはゲイに偏見はありますか?〜
第1章 幼少期
物心ついた時
母親は既に居ませんでした。


微かに残る
記憶といえば、
母親の泣き顔と泣き声
ただ、それだけです。


話しによると
生まれて間もない作者と2個上の兄を残し
夜な夜な母は遊び歩いた末に他の男性と駆け落ちしたそうです。


その挙げ句、
親権は渡したくない。
と父親と言い争いになり
裁判沙汰に。


しかし
母親は法廷には
姿を現さなかったそうです。
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