虹色diary〜あなたはゲイに偏見はありますか?〜
しばらくすると、
担任となる先生が教壇に立ち、
何やら挨拶を始めました。


1年A組。
作者の担任はというと、
白髪混じりの七三分け。
目が異常に充血していて、歯はヤニで黄色くなり、常にタバコの臭いをプンプンとさせている、学年主任の先生でした。


この時点で、
少しゲンナリしていた作者でしたが、
ひと通り、自らの自己紹介を終えた先生は、出席番号順に自己紹介をするよう作者達生徒に促してきました。


作者の出席番号は1番最後。
更にゲンナリしましたが、
作者の気持ちを知ってか知らずか、
1番の子から教壇へと立ち、
自己紹介を始めていきました。
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